【内容】
元外務省・国際情報局長が、最大のタブー「米国からの圧力」を軸に戦後70年の歴史を読み解く話題作、
孫崎享『戦後史の正体』がついにオーディオブック化。
これまでほとんど語られることのなかった<米国からの圧力>を軸に、日本の戦後史を読み解きます。
高校生が読めるようにわかりやすく、かつ本書でしか書けない視点で記された歴史書をもとに、
日米関係のこれまでと、これからについて考えてみませんか。
本作品は、著者が外交の現場で体験した事実や、様々な資料をもとに、
日本の戦後70年間の歴史を、日米関係に焦点を当てながら紹介しています。
よく、歴史とは、国家や社会、人間についての実験室のようなものだといわれます。
歴史を元に様々な試行錯誤を体験することによって、今日の課題を見つけ明日に備えることができるのです。
米国の対日政策はあくまで米国の利益のためにあり、日本の利益とつねに一致しているわけではありません。
そして、米国の環境によっても大きく変化し、米国は常に、自分の利益にもとづいてさまざまな要求をしてきます。
冷戦期のように、とにかく米国のいうことを聴いていれば大丈夫だという時代はすでに終わりました。
では、これからの日本は、米国とどのように対峙していくべきなのでしょうか?
高校生にも読めるように、できるだけわかりやすく、
かつ内容についてはいっさいの手加減なく、豊富な知識をもとに綴っている本作品は、
耳で聞いて学ぶのに最適です。
防衛大学校で教鞭をとった著者ならではの、若者にも理解しやすい丁寧な文章が、
あなたがこれまで知らなかった日本戦後史の真実を浮かび上がらせることでしょう。
本作品を通じて戦後の日米関係と日本社会のあり方を学び、
今後の情勢を自分の頭で見て理解するための基礎固めをしましょう。
【目次】
はじめに
序章 なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか
第一章 「終戦」から占領へ
第二章 冷戦の始まり
第三章 講和条約と日米安保条約
第四章 保守合同と安保改定
第五章 自民党と経済成長の時代
第六章 冷戦終結と米国の変容
第七章 9・11とイラク戦争後の世界
あとがき
資料
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