【内容】
トランプ減少から北方領土問題まで、「見えざる力」を暴く、佐藤優の集大成!
『大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす』がオーディオブック化!
新旧政治家の比較考察から、各国に特有の論理を読み解く歴史的アプローチと、
地理をふまえて各国の戦略に迫るアプローチ。
双方の合わせ技で国際情勢の本質を一気に把握する、「分析家・佐藤優」の集大成です。
英米、ドイツ、ロシア、中東、中国という大国の掟を探る、世界の「いま」を知るために欠かせない一冊です。
本作品は、歴史的アプローチと地理的アプローチ(地政学)を組み合わせ、
現代の国際社会で各国がどのような論理のもとに動き、世界はどのような方向に向かうのかを示唆した
分析家・佐藤優の集大成ともいえる一冊です。
地政学は国家戦略に活用され、しばしば戦争の理由としても利用されたという側面があるため、
日本では地政学の研究は避けられる傾向にあります。
そのため、日本人の地理的な思考力は非常に貧弱なものになってしまいました。
折に触れて地理的な思考力の重要性を説いてきた佐藤優氏が、
実際の国際問題を歴史的・地理的に分析して見せる本作品は、
地理によって物事の本質と将来像を考えるという地理的な考え方を鍛えてくれることでしょう。
歴史だけでは見えてこない、現代の国際社会を動かす「大国の掟」を知ることが、
日々のあなたの生活や時事問題の理解にも大いに役立ちます。
すぐれた地政学入門でもある本書で、現代の国際情勢を正しく理解する力を身につけましょう。
【目次】
序章 国際情勢への二つのアプローチ
第一章 英米を動かす掟―「トランプ現象」と「英国EU離脱」の共通点
第二章 ドイツを動かす掟―「生存圏」から「EU帝国」へ
第三章 ロシアを動かす掟―スターリンとプーチンの「ユーラシア主義」
第四章 中東を動かす掟―「サイクス・ピコ協定」から「IS」まで
第五章 中国を動かす掟―「海」と「陸」の二兎を追えるか
終章 「歴史×地理」で考える日本の課題
あとがき
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