アドラー心理学を語る第二弾
『グループと瞑想』が
オーディオブックで配信開始
アドラー心理学といえば岸見一郎さんの
「嫌われる勇気」が有名ですよね。
この本でアドラーを知った方が殆どだと思います。
この『アドラー心理学を語る』は
さらにアドラーの知識を深め日常に活かす為のシリーズです。
今シリーズは瞑想がテーマです。
昨今は宗教色を除いたマインドフルネス瞑想が流行したおかげで
瞑想に対する怪しさも払拭されていますが
そのはるか前からアドラー心理学でも瞑想を重視していたことに驚きを覚えますね。
マインドフルネスとアドラー心理学の理解を橋渡ししてくれる本かと思います。
また著者は野田さんということで岸見一郎さんをある程度読まれた方も
より立体的にアドラーを理解できる事ができるのではないかと思います。
全4部作で今作は2作目
続編は随時配信されるでしょう。
ちなみに、Kindle版(電子書籍)は一足先に全巻配信済みです。
【内容】
日本におけるアドラー心理学の先駆者にして第一人者の野田俊作が、対話形式で易しく著した、
アドラー心理学を語るシリーズ第2巻『グループと瞑想』が登場です!
第1巻ではアドラー心理学の理論について書かれていましたが、
第2巻では具体的な治療技術、グループ・セラピーと瞑想法について書かれています。
現実の自分を生き抜くための瞑想法とその効果を紹介する本作品を、ぜひあなたの日常に取り入れてみてください。
本書は、劣等感に悩み、人目を気にし、感情に支配され、不自由な生き方に困っている人、
そして自分を変えたいと思っているすべての人に、
アドラー心理学の観点から、具体的な治療方法を教えてくれています。
グループ・セラピーとは、一対一のカウンセリングではなく、観衆の前でオープンに行われるカウンセリングのことです。
一対一では得られない様々な効果があり、治療者、そしてその観衆をも成長させてくれると言われています。
そして、アドラー心理学の最終目標でもある「共同体感覚」を持てるようになるための方法として、
実は瞑想がとても効果的であることが紹介されています。
アドラー心理学を本などで今まで触れてきたことがある人なら、一度は共同体感覚の壁にぶつかったことでしょう。
長年にわたりアドラー心理学を学び、理解してきた著者は、
共同体感覚を持つためには、自己受容につながる瞑想がとても効果的だと語ります。
本作品では、知識として知るアドラー心理学をもっと理解を深めるための、具体的な方法について語られています。
アドラー心理学に触れて感銘を受けたものの、実際にどう行動していいかわからないという方に、
瞑想という具体的な実践方法を紹介してくれる一冊です。
【目次】
はじめに
第1章 グループ・セラピーの方法
1.グループ療法とはどんなものですか
2.グループがめざすものは何ですか
3.グループ療法はどのように進めるのですか
4.感情はどうすれば処理できますか
第2章 瞑想を導入する
5.瞑想とはどのようなものですか
6.なぜ瞑想が必要なのですか
第3章 究極の目標とは
7.何のために生きるのですか
8.心理学と宗教はどう違うのですか
前作配信時にアドラーのオーディオブック特集をしました。
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