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【オーディオブック版】本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)/前泊博盛(12時間12分)


本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) オーディオブック版

本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)の書影

【著者】前泊博盛
【再生時間】12時間12分
【ナレーター】西村不二人
【出版社】創元社
【価格】1,620円
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内容
原発再稼働、不況下の大増税、オスプレイ強行配備、TPP参加、憲法改正…
日本はなぜ、こんな国になってしまったのか?

「戦後日本」最大のタブー「日米地位協定」に迫る「戦後再発見」双書第2巻がオーディオブック化。

在日米軍と日本との関係の基礎となっている法的取り決めと、それと密接に関わる戦後日本の諸問題について
最前線で取材を重ねてきた経験を持つ著者がわかりやすく、詳しく説明する今注目の一冊です。

ニュースで普天間基地問題、尖閣問題、オスプレイの強行配備やTPP参加問題、
憲法改正問題などが取り上げられていたとき、
日本とアメリカの関係に疑念がよぎった経験はないでしょうか?

「結局、日本はアメリカの属国なんでしょう」
「海兵隊も、日本の方が出ていかないでくれって頼んでいるんでしょう」

27年間最前線で取材をした経験のある著者から見ても、それはまぎれもない事実であり、
日米両国の「属国・宗主国関係」は外交上の圧力や力関係から生まれたものではなく、
きちんとした文書にもとづく法的なとり決めなのです。

本作品は、その法的な取り決めである「日米地位協定」について、
様々な日米の問題の謎を明らかにしながら考えていきます。

果たして、日本は独立した主権国家と呼べるのか?
日本はまだアメリカの占領下にあるのではないか?

日本国民である私たちは「日米地位協定」についてもっと知っておかなくてはならないのかもしれません。
本書で、私たちの生活に密接にかかわっている重要な法的取り決めについて知り、
これからの日本と米国との関係について考えてみませんか?

目次
はじめに
PART1 日米地位協定Q&A(全17問)
①日米地位協定って何ですか?
②いつ、どのようにして結ばれたのですか?
③具体的に何が問題なのですか?
④なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか?その法的根拠は何ですか?
⑤東京大学にオスプレイが墜落したら、どうなるのですか?
⑥オスプレイはどこを飛ぶのですか?なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか?また、どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか?
⑦ひどい騒音であきらかな人権侵害が起きているのに、なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか?
⑧どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?
⑨米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?
⑩現在の「日米地位協定」と旧安保条約時代の「日米行政協定」は、どこがちがうのですか?
⑪同じ敗戦国のドイツやイタリア、また準戦時国家である韓国などではどうなっているのですか?
⑫米軍はなぜイラクから戦後八年で完全撤退したのですか?
⑬フィリピンが憲法改正で米軍を撤退させたというのは本当ですか?それとASEANはなぜ、米軍基地がなくても大丈夫なのですか?
⑭日米地位協定がなぜ、原発事故や再稼働問題、検察の調書ねつ造問題と関係があるのですか?
⑮日米合同委員会って何ですか?
⑯米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか?
⑰なぜ地位協定の問題は解決できないのですか?
PART2 外務省機密文書「日米地位協定の考え方」とは何か
資料編 「日米地位協定」全文と解説
あとがき

元外務省・国際情報局長 孫崎享『戦後史の正体「戦後再発見」双書1』がオーディオブック化。最大のタブー「米国からの圧力」を軸に戦後史を読み解く

2017.08.16

【オーディオブック版】検証・法治国家崩壊 (「戦後再発見」双書3)/吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司(10時間58分)

2018.03.18

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